高麗人参の主な利用法

高麗人参の皮を剥ぎ、根を天日で乾燥させたものを白参(はくじん、ペクサム、백삼)、 皮を剥がずに湯通ししてから乾燥させたものを紅参(こうじん、ホンサム、홍삼)ということもある。
なお、日本薬局方においては、高麗人参の根を蒸したものを紅参としている。
他に、高麗人参を濃い砂糖水に漬け込んでから乾燥させる糖参もあり、白参に分類される。

江戸時代、高麗人参は大変に高価な生薬で、庶民には高嶺の花だった。
このため、分不相応なほど高額な治療を受けることを戒める「人参飲んで首括る」のことわざも生まれた。

現在、日本において高麗人参は、韓国料理の材料として用いられる他、天ぷらの材料とする事がある。